私のおじさん チャン・ギヨン

韓国ドラマ「私のおじさん」の登場人物であるグァンイル(チャン・ギヨン)です。
私のおじさんは序盤から見るのがつらく、リタイアを考える視聴者が多いですが・・・。

その大きな理由の1つがグァンイルの存在ですね。
韓国でも暴力シーンは議論の対象になっております。

・グァンイルはジアンが好き?

借金取りであるグァンイルは返済が遅れるジアンに暴力を振るっていましたが。
一方で債権者というよりは、個人的な感情でジアンに執着しているように見えます。

「グァンイルはジアンが好きだった記憶に苦しんでいる」という言葉もありましたが。
実際にグァンイルはジアンが好きだったのだろうし、いまでもその気持ちは残っていると言えそうです。




ただジアンがグァンイルの父を殺したのが中学生の頃。
当時のグァンイルは高校生ぐらいかもしれないし、年齢差もそれなりにあるんですよね。
仮に3歳差があるとすれば子供としては大きな差ですし、いわゆる恋愛感情とは違う可能性もあります。
まあ、恋愛感情っぽいですけどね。

・ドンフンに感化されたグァンイル

グァンイルはジアンと仲良くするドンフンに嫉妬していましたし、やはりジアンに対して特別な感情が残っていそうですが・・・。
一方でジアンと同じように、ドンフンに感化されました。




盗聴した音声を聞いたときに「大人1人のせいで2人とも苦労したな」というドンフンの言葉を聞いたんですよね。
それはグァンイルの父親のことではありますが、グァンイルも父に暴力を振るわれていたわけですし、彼にとっても良い父親というわけではなかったでしょう。

ボコボコに殴った男にそんな言葉をかけられ、グァンイルもドンフンの人間性に惹かれるところはあったでしょう。
盗聴音声をすべてドンフンに返し、ジュニョンの失脚に貢献しました。

グァンイルは嫌なヤツではありますが、純粋な悪役というわけでもないんですよね。
元々はジアンを助けるような男だったのに、父を好きな女の子に殺されたトラウマから壊れてしまった。

序盤の酷い暴力シーンがなければ、また印象も違ったキャラだったかもしれませんね。