韓国映画「パラサイト」でパク・ドンイクを演じたイ・ソンギュンです。
パク・ドンイクはIT企業のCEOですね。
・悪者ではないパク・ドンイク
韓流コンテンツではお金持ちキャラクターが悪者に描かれることが多いです。
一方でドンイクに関しては冷たい印象は受けても、悪者というキャラクターではありません。
犯罪行為もなければ、これといった悪いことをしたわけでもありませんからね。
娘に対しては無関心ですが、息子とは遊んでいたし、妻とのスキンシップも取れている様子。
高校生の娘がいるぐらいなのに、いつまでも夫婦仲が良いのは素敵。
最終的には殺されてしまったパク・ドンイクです。
お金持ちキャラが死んで同情されるのは珍しいケースかもしれませんね。
本来は殺されるようなキャラクターじゃないもんな・・・。
・イ・ドンウクとイ・ドンフン
イ・ソンギュンといえば古くは「パスタ」といった人気ドラマに出たり、日本ドラマのリメイクである「今週妻が浮気します」に出たりと日本でも認知度は高いと思われる。
なんといっても声が魅力的な俳優さんで、人気ドラマ「私のおじさん」でもそれが活きています。
パラサイトの前年に「私のおじさん」が大ヒットしたことになりますね。
私のおじさんで演じたキャラがイ・ドンフンなので、今作のイ・ドンウクと名前が似ていることも話題に。
ただ名前が似ているだけで、あとは正反対ですけどね。
ドンフンも裕福なキャラではありますが、妻とは仲良くないし・・・。
ドンフンは優しいキャラクターだったので、性格が反対な印象もある。
でもイ・ソンギュンが冷たいキャラクターもうまく演じました。
極端な善人でも悪人でもなく、映画のバランスも良くなったキャラクターです。
