韓国ドラマ「刑務所のルールブック」の登場人物であるカイスト。
コメディ系のキャラで好感度も高い人気キャラになりますね。
カイストを演じたパク・ホサンの出世作でもあります。

※ネタバレ表現あり

・特殊なキャラであるカイスト

ある面で、カイストはとても珍しいタイプのキャラになります。
というのも、主人公に好意的な悪人だからです。

一般的に主人公に好意的なキャラというのは性格の良いキャラになりますが。
カイストはコメディキャラで好感度も高いけど、実際には悪人ですからね。




刑務所にいる人間だから悪人なのは当然なのかもしれませんが、彼はミンチョルやハニャンのように更生している(しようとしている)わけではありません。
前科10犯だと自慢気にしているし、妻子を捨てたような悪い人物になります。

・カイストの最後

カイストはハニャンと同じくバッドエンドを迎えたキャラになりますね。
息子のために移植手術をするも、息子に会うことは叶わず。
エレベーター内で偶然あったときの息子を気遣うカイストは印象的でしたが。

父に移植してもらったことに気が付いた息子は再会を拒否。
退院後は刑務所を移送することなったので、悲しいまま姿を消したキャラです。




とはいえ、パク・ホサンはカイストについて「再び刑務所に入るような人間」と評したようです。
実際にあの一件でカイストが更生するかというと、そんな気はしないですからねー。
むしろ落ち着いてきたら息子を恨んでいたりしそうな印象も・・・。

ちなみに、最後に夢なのか回想シーンなのかわかりにくい息子とのシーンがありましたが。
パク・ホサンはラーメンを作ったり、鞄を直したり、お小遣いをあげたり、息子にしてあげたかったことを夢で見たと説明しているようですね。

まあ、悪人とはいえハニャンとの名コンビでドラマを明るくしてくれたキャラです。
ジェヒョクをトルマニから守ろうとしていたのも、同部屋のみんなと同じ。
悪人なのに悪人に見えなかった、刑務所のルールブックらしいキャラでしたね。




ところでカイストと言えば非常に器用なところがあるキャラでしたが。
彼の動画を見ていたらビビン麺やコーヒーを入れるシーンの動画が人気ですね。

料理も上手なので刑務所で手に入るものをうまく使い、おいしいものを作っていたカイストです。
男前でコミュニケーションスキルも高いし、真面目に生きていればと思わされる男ですね。