彼女はキレイだった 中国 リメイク

15年の韓国ドラマ「彼女はキレイだった」がカンテレでリメイクされるようですね。
まあ、原作ファンが見たときの感想は「演技がイマイチ」、「〇〇のシーンがカットされて不満」とか、そういうものになるでしょうけどw
そこはもう、避けて通れないですね。

・中国でもリメイク

「彼女はキレイだった」は16年に中国でもリメイクされています。
「逆転のシンデレラ」とかいう、また変な邦題になっていますが・・・。

こちらは原作とのシンクロ率が高く韓国でも評判の良いリメイクになっています。
ヒロインの演技面の評価が高くないのがマイナス要素ではあるのですが。
中国のドラマもクオリティが高いですからね。

・日本版のリメイクが物足りなくなる理由

韓国ドラマのリメイクが原作視聴者に受けが悪いのは、なんといっても尺の問題です。
韓国のミニシリーズは1話60分以上で全16話、日本の連ドラは1話45分で全10話が基本ですからね。
つまりドラマの時間が半分ぐらいしかないわけです。




中国の場合は韓国ドラマと同じぐらいの分量があるので、大きな脚色なくリメイクして受けも良かったです。
ですが、日本の場合は半分もカットされるんだから、脚色をしないと原作と比較して面白いドラマになるわけがありません。
ここが難しいところなんですよねー。

日本は著作権を購入して原作をベースに、別のドラマにすればいいと思うんですけどね。
それくらいしないと、置きに行ったようなドラマを作っても評価されないですよね。


まあ、「ボイス」とか「TWO WEEKS」みたいなサスペンスものよりは、ラブコメの方がリメイクしやすいと僕は思いますけど。
ラブコメの方がキャラや役者の力(人気)でなんとかなりそうですから。

個人的にはここから韓国ドラマを見る視聴者が増えればいいなという印象です。
「彼女はキレイだった」は15年のドラマなので最近の韓国ドラマと比較したら古臭く見えると思うけど、見ていればすぐに慣れますし。

若手NO.1俳優で「梨泰院クラス」でもお馴染みパク・ソジュンが初めて地上波ドラマで主人公を演じた作品です。
ヒロインのファン・ジョンウムもシュガーというアイドルグループで日本での活動歴があります。




彼女はキレイだったは先に中国がリメイクで成功しているわけですが、日本のリメイクが韓国で話題になる可能性は極めて低いでしょう。
一部の日本ドラマファンにウケればいいかなというところですが、そもそも日本で受けないとね。
日本の原作ファンにウケる気はしないですから、新規視聴者人気を獲得、そこから韓国ドラマ視聴者が増えてほしいな。