雪降花 歴史歪曲

SBSの月火ドラマ「朝鮮駆魔師」が2話終了時で早くも打ち切りが決定されました。
現在韓国では反中感情が強まっているとのことで、中国が色濃く出た朝鮮駆魔師は大きく批判されております。
歴史歪曲議論により放送終了というのは、韓国ドラマでは初の出来事になるようですね。

・雪降花も歴史歪曲議論

今回の件で事の大きさがうかがえるのが、まだ放送が始まってもない「雪降花」にも歴史歪曲議論が起きていることです。
しかも早くもスポンサーが下りる事態になっております。




雪降花というのはブラックピンクのジスが初のドラマレギュラー(ヒロイン)を務めることで話題の作品ですね。
脚本とプロデューサーは大ヒットドラマ「SKYキャッスル」と同じ人で、SKYキャッスルの出演者も複数出演が決まっている話題作です。
詳しいことはわからないけど、ドラマの設定が歴史歪曲につながる懸念があるわけですね。

問題なのはヒロインがブラックピンクのジスということです。
ジスということは、おそらく国内よりも海外での影響力が強い女優になります。
つまり海外の視聴者に誤った歴史を事実だとして植え付ける可能性が十分に考えられるわけですね。




その点「朝鮮駆魔師」は海外の韓流ファンに引きの強いキャストがおらず、さほど話題にはなっていなかったと思われますが。
雪降花は海外での注目度が高い作品だからな・・・。
歴史歪曲に敏感になるのも仕方がない。

雪降花はまだ放送日すら決まっていないドラマですから、議論が起きてもある程度の融通は利く可能性はありますが・・・。
ただ俳優のスキャンダルというならともかく、脚本の土台が議論されているわけですから、そう簡単な話ではありません。

ブラックピンクのファンは活動の少なさにモヤモヤしているでしょうけど。
この調子だと今年のジスのソロデビューはなさそうだなw




しかしまあ、最近はようやく有名人のいじめ告発が落ち着いてきたと思ったら、今度は歴史歪曲議論ですか。
時代劇ドラマの歴史歪曲議論自体は珍しいものではないのですが、今度は議論が大きなものになっていますからね・・・。

コロナの影響でドラマ制作が制限されるなか、街中での撮影がない時代劇は救世主のような存在です。
21年は時代劇ドラマの本数がかなり増えていていますが、視聴率だって良い数字を出していますからね。




これから時代劇ドラマの制作は、いま以上に歴史歪曲に気を配る必要が出てきますね。
あえて時代劇を避けるという選択肢も出てくるかもしれません。

面白ければ歴史歪曲なんて気にしないという時代劇ファンも多いと思います。
そういう視聴者にとってはせっかく時代劇ドラマが増えた嬉しい流れだったのに残念でしょうね。