先日tvNの土日ドラマ「スタートアップ」が最終回を終えました。
主演はペ・スジ、ナム・ジュヒョク。
こちらは放送前から注目度も高かったドラマですね。
・スタートアップの脚本家
スタートアップの注目度が高かったのはペ・スジ、ナム・ジュヒョクと若手の中でも実績のあるキャストというのもありますが。
脚本家の存在がやはり大きいですよね。
スタートアップの脚本家はパク・ヘリョンで、前作は17年の「あなたが眠っている間に」です。
あなたが眠っている間には、同じくペ・スジがヒロインを務めた人気ドラマですね。
ペ・スジは「ドリーム・ハイ」も含めて3作目のパク・ヘリョン作品の出演になります。
パク・ヘリョンは他にも「ピノキオ」「君の声が聞こえる」と言った大ヒットドラマの脚本を書いています。
そりゃあ、スタートアップも注目度は高いわな。
・スタートアップの視聴率は?
スタートアップはtvNでは珍しく1部2部制になっていますね。
このようなところからも注目度の高さがうかがえます。(動画販売での利益拡大を狙っているのでしょう・・・)
視聴率は初回4.45%でのスタートです。
同枠の「サイコだけど大丈夫」や似た雰囲気の「青春の記録」は6%を記録しているので、そこと比較すると落ちますが。
それでも高視聴率でのスタートとなっていますね。
miss A出身スジ&ナム・ジュヒョク、ドラマ「スタートアップ」放送終了の感想を語る“たくさん学ぶことができた”https://t.co/lImFJ9qtwM
— Kstyle (@Kstyle_news) December 7, 2020
ただまあ、そこからは良くも悪くも視聴率が安定しているんですよね。
最高視聴率は5話の5.4%で最終回は5.18%。
自己最低が3.8%ではありますが、これは視聴率の下がる1部での数字。
2部の最低視聴率は2話の4.3%なので、最高視聴率と1%しか変わらない。
注目度の高さを思うと視聴率の伸び悩みは残念なところです。
若手のドラマは伸び悩む傾向があるとはいえ、大物脚本家のドラマですし。
それに似たタイプの「青春の記録」が高視聴率を記録したので、やはり物足りなさは残る数字ですね。
・スタートアップの評価は?
視聴率は伸び悩んだとはいえ、落ちてはいないので固定視聴者は獲得したということです。
そのことからも決して悪いドラマではないことがうかがえます。
キャストの演技やOST、映像美など非常に評価の高いドラマですね。
そしてネットフリックスでも配信されていますが、海外での評価も良いドラマです。
しかしまあ、現地では脚本に物足りなさを感じる評価が一般的のようですね。
主演の2人の感情移入が難しいキャラだという指摘もあります。
ロマンスジャンルでもあるので、そこのマイナス評価は大きいな。
ストーリー面では物足りないということですが、視聴率が伸び悩んでいることから話題性に欠いたというのも事実でしょうからね。
役者目当てで見るぶんには良さそうですし、純粋にドラマとしても悪い作品ではないでしょうけど。
期待度の高さを思うと成功したとは言い難いドラマなのかもな。
それにしてもナム・ジュヒョクにとっては代表作と言えるドラマにならかったのは残念だ。
「まぶしくて」はウェルメイドドラマとして評価は高いけど、あくまでもキム・ヘジャのドラマだもんなー。
「恋のゴールドメダル」も作品の評価は高いけど、「青い海の伝説」というあまりに強い競合がいたために低視聴率。
ドラマの評価自体は恋のゴールドメダルの方が高いでしょうに不運だ・・・。