先日、SBSの金土ドラマ「悪の心を読む者たち」が最終回を迎えました。
主演にキム・ナムギル、チン・ソンギュ、キム・ソジンら。

このドラマ枠は19年にキム・ナムギルの「熱血司祭」からスタートし、人気ドラマも多く放送されている枠ですね。

・悪の心を読む者たち最終回の視聴率は?

今作は冬季オリンピックの関係で6話から7話まで1カ月の空白期間がある、珍しい放送スケジュールになっています。
初回視聴率は6.2%でパート1の最終回6話が6.9%。

7話が7.4%でスタートし、最終回12話は7%となっています。
自己最高視聴率は8話の8.3%ですね。




熱血司祭の22%に及ばないのはもちろん、21年は10%台を記録することが多かったドラマ枠です。
それを思えば低めの視聴率ではありますが、大衆性の高くないジャンルなので仕方がないかもしれませんね。
最近は明るいドラマがウケるとも言われますし。

・悪の心を読む者たち最終回の評価は?

今作は警察出身の作家と社会部の記者出身の作家が書いたノンフィクションエッセイという特徴があります。
ただの元警察官ではなく韓国内で初のプロファイラーだそうですね。

ドラマの方も現代劇ではなく、2000年からスタートする時代劇ジャンルでもありますね。
当時のプロファイリング技法も現実的に描写されていると評価されています。




また、この手のドラマでは主人公の邪魔をする幹部が出てくるのがお約束。
無能や汚職系の悪いヤツとして描かれるのですが、今作はその手のキャラも現実的で有能風に描かれている特徴がある。
警察上層部といえばドラマでは悪く描かれることが多いので、そこは珍しいポイントですね。

元が実話ですから、ドラマの方も実際の犯人をモチーフとされているようです。
日本で名の知れている凶悪犯はいないわけですが、現地の人はある種の楽しみがあったのかもしれません。




ただ、いくらプロファイリングがテーマとはいえ、凶悪な事件を描いたわけですから残酷なシーンも多かったようで、その点は好き嫌いの分かれるところでしょう。
問題になったのか、最後の事件では極端な残酷なシーンはなかったようです。

科学捜査の進化も描かれているようで、その点も珍しいな。
話題作ゆえに、あからさまなPPL(広告)も多いのはご愛敬。

評判の良いドラマなので、犯罪捜査系のジャンルが好きな人は見てみると良いドラマですね。
これは僕もいずれ見てみようと思うドラマですね。
ジャンル的に好きなら間違いはないでしょう。