19年から20年にかけてtvNで放送された韓国ドラマ「ブラックドッグ」。
主演にソ・ヒョンジン、ラ・ミランら。

21年3月9日からBS朝日で放送されるようですが。
こちらは韓国でもウェルメイドドラマと評価されている名作なので見た方がいいですね!

・ブラッグドックの視聴率は?

ブラックドッグは初回3.33%でのスタートとなっています。
3%を超えれば合格点ですが、これが自己最低視聴率でもある。
初回の好評により2話は1%上昇して4.41%を記録していますね。

その後5話で自己最高視聴率の5.48%。
13話は旧正月の連休の影響で3%台を記録するも、それ以外は4%以上を記録。
最終回で4.65%、全話平均視聴率が4.5%となっています。




まあ、良くも悪くも視聴率は安定と言ったところですが・・・。
当時のtvN月火ドラマは低視聴率にあえいでいる時期なので、それを思えば悪くはない数字です。
なにより全話平均20%近い大ヒットドラマ「キムサブ2」という競合がいた不運。
キムサブ2がなければ5%以上をコンスタントに記録して、視聴率的にもヒットとなっていたでしょうね。

ブラックドックは「学校版ミセン」と言われるドラマです。
学校が舞台のドラマと聞けばアイドル系の生徒とかいそうですけど、そういうわけではないんですよね。
学校ドラマで先生たちが中心のエピソードというのも、かなり珍しいことでしょう。




ソ・ヒョンジンとラ・ミラン以外は著名な俳優もおらず、その点でも視聴率獲得が難しいところはあったでしょう。
でも作品性だけで4%以上という非地上波としては十分な数字を残したわけです。

→ブラックドッグのキャスト

ブラックドッグ キャスト&登場人物

→ブラックドッグの相関図

ブラックドッグの相関図

・ブラックドックの評価は?

ブラックドックは「マザー」、「私のおじさん」に続くtvNのウェルメイドドラマとして評価されています。
刺激的なストーリーや、とんでも展開、ロマンスなどがないヒーリングドラマとされますね。
まさにマザーや私のおじさんと並び評されるだけはある作品というわけです。

韓国ドラマにしては珍しく(?)1話から好評というのもポイントですね。
いまでこそ1話からストーリーの動く高速展開がトレンドになっていますが、基本的に韓国ドラマはスロースタートですからねー。
マザーや私のおじさんだって、最初から評価が高かったわけではないでしょう。
序盤の好展開でマニア層を形成、のちの視聴率固定につながったとされます。




そして最終回までしっかりと好評を維持しましたからね。
シーズン2の期待もかかる名作ドラマです。

主演のソ・ヒョンジンは「ゴハン行こうよ2」、「また、オ・ヘヨン」などで人気。
韓国でもラブコメの女王と言われる女優さんです。

ただ、ここで言う「ラブコメの女王」というのはラブコメしか活躍できないという、悪いニュアンスも含んだ言葉ですからね。
(演技の評価の低いキム・テヒに対する「CM女王」みたいなもの)
それが今作はラブコメ以外のドラマでも好評で、女優としての演技の幅を見せて評価を上げました。




ブラックドックはジャンル的にも苦手という人は少ないんじゃないかな?(興味がない人がいるでしょうけど)
こういうウェルメイドドラマとして評価されている作品は見た方がいいと思います。
ブラックドックは僕も見ようと思う。
雰囲気的に気になる方は、見てみるとまず間違いはないドラマでしょうね。