恋のスケッチ

15年から16年にtvNで放送された韓国ドラマの「恋のスケッチ」です。
変な邦題になっていますが原題は「応答せよ1988」で、応答せよシリーズの3作目になりますね。

主演にソン・ドンイル、イ・イルファ、ラ・ミラン、キム・ソンギュン、チェ・ムソンら。
ヘリ、パク・ボゴム、リュ・ジュンヨル、リュ・ヘヨンら、若手キャストも豪華ですね。

・恋のスケッチの視聴率は?

当時のtvNはいまほど視聴率の出る時代ではありません。
それでも初回6.7%という、現代の基準でも高めの視聴率でスタートです。(1話が自己最低視聴率)
5話で二桁を突破すると順調に視聴率を伸ばし、最終回で自己最高視聴率19.6%。




これは当時のバラエティ番組なども含めたケーブルテレビ史上最高の視聴率になります。
文句なしで当時の非地上波では最高の興行成功作です。
監督が同じ「刑務所のルールブック」や「賢い医師生活」シリーズよりも高視聴率ですね。

→恋のスケッチのキャスト

恋のスケッチ~応答せよ1988~ キャスト&登場人物

→恋のスケッチの相関図

恋のスケッチの相関図

・恋のスケッチの評価は?

レトロな雰囲気、原題の「応答せよ1988」からイメージできるように、1988年が舞台になったドラマですね。
シーズン1が97年、シーズン2が94年になるので、より前の時代になります。

これが微妙なところで、放送当時30代の人でも子供なのでピンとこない時代背景になります。
(日本ではバブル時期なので生活には共感ができないと思う)

そのような時代背景の問題があり、現地でも共感しにくいドラマではないかという声もあったわけですが。
実際にはシンドローム級の人気を得た大ヒットドラマになりました。




確かにシーズン1、2に比べると共感ポイントは減ったようですけどね。
そのぶん、家族愛の比重が増えたことが人気につながったとされます。

ちなみに青春ロマンスの側面は1997、1994の方が高いとされます。
今作は中年キャラの比重も高くなっているようですね。
後続作の「賢いシリーズ」に出演しているキャストも多いので、賢いシリーズを見ている人は楽しみやすいところがあるかも。

監督さんは、韓国で1番凄いドラマプロデューサーと言っていい人ですけど。
良くも悪くも平和な世界観で、人間同士の醜い争いが描かれない特徴があります。
この世界観が好きな人は見てみると良いドラマですね。




パク・ボゴムを筆頭にキャスト人気もありますし、キャスト目当てで見るのも良いかな。
ネットでの話題性も抜群だったドラマですから、若い人にも受けた作品になります。
雰囲気的に好きなら間違いはないドラマですね。