概要
25年の韓国ドラマ「善意の競争」を見ました。
主演にヘリ、チョン・スビン、カン・ヘウォン、オ・ウリら。
STUDIO X+U制作のドラマになりますね。
同じくSTUDIO X+U制作の「夜になりました」にハマったので、期待値の高かったドラマです。
善意の競争は面白くないとは言わないけど
暗い雰囲気で女性中心のドラマという、僕の好きなタイプのドラマですが・・・。
没入度も高く見ることができた一方、やや複雑な印象を受けたドラマでもあります。
ジャンルとしては学園、ミステリー、スリラーといったところ。
ただ心理描写が多く、ミステリーもいろいろなことが絡み合うので、わかりにくい印象を受けました。
結局は何が目的なのか、わからなくなっていく印象です。
MVPはヘリだけど
それでも没入度を高く見ることができたのは、キャストが良かったからですね。
ヘリはカリスマ性もあって、非常に良かった。
今作のMVPにあげたいところです。
僕はヘリの出演作を初めてみたので、ユ・ジェイはヘリにピッタリの印象でした。
ですが、ユ・ジェイはこれまでのヘリのイメージとは違うキャラクターだったようですね。
ミステリアスで怖い雰囲気もあり、よく似合っていたぞ。
ちなみに元々はウ・スルギ役を予定されていたけど、ヘリの希望でジェイ役になったらしい。
それが大成功でしたね。
オ・ウリもMVP
ヘリがMVPというのは当たり前なので、他に候補をあげるとすればチェ・ギョン役のオ・ウリをあげたいところです。
お母さんの見た目がギョンにかなり寄せていて、韓国ドラマでは珍しい印象。
なんだかお母さんが阿佐ヶ谷姉妹みたいになっているので、ギョンもギャグキャラみたいな印象。
実際にギャグキャラっぽくなっていったのですが、ギャグキャラになりきらなかったところも。
どうせならギャグキャラにしてくれれば良かったのにと思う。(ジェイの机でコトを致すシーンも衝撃的だったぞ)
個人的には好きなキャラクターでした。
善意の競争は百合ドラマ
善意の競争と言えば、百合ジャンルでも話題になった作品ですね。
ヘリとチョン・スビンの濃厚なキスシーンが話題になりました。
僕もああいうのを初めて見たので、かなりインパクトがあった。
よくわからない無名のキャストならまだしも、ヘリはもちろん、チョン・スビンも地上波ドラマ(車輪)で主演を務めたことのあるキャリアですからね。
そんな2人のシーンなので、よりインパクトが大きい。
その後も百合っぽい雰囲気があった一方で、複雑な心理描写や人間関係もあり、百合は必要性があったのか賛否あると思います。
ヘリとチョン・スビンのケミは良かったと思いますが、心理描写が複雑だったかな。
まとめ
善意の競争はキャストの魅力もあって、楽しく見ることができたドラマです。
ただストーリー的には複雑な印象を受けたので、個人的な評価は特に高くはないですね。
作品性でいえば「夜になりました」より、善意の競争が上なのかもしれませんが、個人的な面白さでは「夜になりました」がずっと上でした。
心理描写が多いドラマはどうしてもわかりにくいところがあるかな。
女性中心のドラマなので、余計にその傾向が強かったです。