ファイティンガール 韓国ドラマ 評価

19年にtvNで放送された韓国ドラマ「ファイティンガール」です。
主演にGirl’s Dayのヘリ、キム・サンギョン。

22年9月6日からBS朝日で放送されますね。

・ファイティンガールの視聴率

ファイティンガールが放送されたtvNの水木ドラマ枠は19年に低迷期を迎えています。
18年は「刑務所のルールブック」、「マザー」、「私のおじさん」、「キム秘書はいったいなぜ」、「知ってるワイフ」と凄かったんですけど。




ファイティンガールは初回2.6%と、ここから上がっていくなら悪くはない数字です。
実際に4話で自己最高視聴率の3.9%までは良かったのですが・・・。
その後は2%台に低迷し、10話で自己最低の2.3%。
最終回で再び3.9%を記録するなど盛り返しています。

「椿の花咲く頃」という強力なライバルがいたので、視聴率が伸び悩んだのも仕方がないところですね。
ファイティンガールは最終回で1%以上も上げているし、前作「悪魔がお前の名前を呼ぶ時」、後続作「サイコパスダイアリー」よりも良い数字を残しています。
相対的には悪い視聴率ではないでしょう。

・ファイティンガールの評価

主演のヘリはtvNの大ヒットドラマ「応答せよ1988」のヒロインでもあります。
今作ファイティンガールも応答せよ1988のキャラを彷彿させるという声も多いです。
どちらかと言えば悪いニュアンスが強いのかもしれませんが・・・。




それにストーリー自体も苦しい展開が続くようなので、その点はマイナスですね。
中小企業で働く人からしたらリアリティがあるとの声もあります。
(日本の感覚でもリアリティがあるのかはわかりませんが)
それにしても、悪い意味でリアリティがあっても評価に困りますな。

・ファイティンガールの原題

ところで気になるのが「ファイティン ガール!〜Miss Lee〜」という邦題です。
原題は「チョンイル電子 ミス・リー」なので、「チョンイル電子」か「ミス・リー」でいいだろうという気はするけど、パッとしないので変えるのはわかる。


ただ、ファイティンガールというのはね・・・。
もう少し頑張ったタイトルはなかったのかなw

まあ、「応答せよ1988→恋のスケッチ」よりはマシだけどな。
頑張って恥ずかしい邦題になるぐらいなら、ファイティンガールぐらいでいいですけど。

BS12の予告動画のサムネなんて脇役が起用されていますよ。
彼はキム・ドユンというほぼ無名の若手です。(「あいつがそいつだ」とか出ている)
本家のティーザー6本には、いずれも出ていない人だからなー。


ファイティンガールという、ひねりのないタイトルといい、予告動画といい、期待できる雰囲気がないぞ。
韓国の視聴率では最終回で自己最高視聴率を記録しているし、悪いドラマではなさそうなんですけどね。

しかし、またいつもピンクでハートのビジュアルにしちゃうから・・・。
ロマンスでもないオフィスドラマで、こんなことしなくても・・・。




あんまり作品に対して力が入っていない印象を受けるかな。
日本では期待されていないドラマということでしょうか?
ロマンスでもなければ人気イケメン俳優が出ているわけではないので、売り出しにくいのはわかる。
だったら無理にピンクにハートなんかしないで、原作の雰囲気を出してほしいですね。