ドラマ「赤い月青い太陽」で主人公ウギョンの起こした交通事故被害児の母を演じたムン・イェウォン。
ドラマではメイクの影響で老けて見えましたが、20代のきれいな女優さんです。

※ネタバレ表現あり

・育児放棄母チェ・ミソン

2児の母でありながら、子供を捨て遊び惚けていたミソン。
息子が交通事故で死んでも平気な様子で、むしろ借金返済のチャンスと喜んでいる節も・・・。


ウギョンからしたら悲しむ親の姿を見るのもつらいでしょうが、まったく悲しまない親の姿を見るのもね・・・。
児童カウンセラーという職業柄もあり思うところはあったようで。

・希望のある結末を迎えたミソン

作中の連続殺人犯のターゲットは、児童虐待をしている親です。
彼女の場合は殺害も未遂に終わり、怪我から復帰後は心を入れ替えたようでしたね。
借金も返済、子供と会えばお金をあげるという奇特な犯人のお陰で、娘との関係も修復するきっかけを得たようです。
(まさか支援金をくれるという人が事件の黒幕だとは思わなかっただろうけど)




ミソンは児童虐待で犯人に狙われながら、その後の生活は好転の兆しが見えています。
あの犯人がただの快楽による連続殺人犯ではなく、本当に子供のことを思って犯行しているといるということを示す出来事でもありました。

あまり犯人を美化するのもよくないけど(親が死に喜ぶ子供もいれば、悲しむ子供もいた)最後まで普通の犯人とは違いましたね。
また、ミソンは児童虐待から親子関係が修復可能であることを示すキャラでもあったわけだ。
彼女の場合は借金苦という悩みから解放されたことも、子供と向き合えるきっかけになったのでしょう。

・ムン・イェウォンは遅咲きの女優

ミソンを演じたムン・イェウォンは91年生まれということで「赤い月青い太陽」撮影時は20代後半ということになりますね。
さらにデビューが18年の映画「コンジアム」ということで、当時新人の女優さんです。

コンジアムで人生初のオーディションを受け合格、女優として本格的に歩み始めたようですね。
コンジアムでの演技も称賛されています。

たぶんこのサムネの女優さんはムン・イェウォンだと思う。
在米韓国人女性役とのことですが、実際に留学経験があって英語も流暢らしい。(ホラーは苦手)

19年には日本ドラマのリメイク「リーガルハイ」に出演。(役はオリジナルキャラ)
20年はヒット作「ハイエナ」に出演していたようですね。




20代後半でデビューという遅咲きの女優ですが、その後は良いキャリアを歩んでいますね。
赤い月青い太陽では性格の悪いキャラから一転、普通の女性も演じていましたからね。
冷たい女性から優しい女性も演じられるので、今後も出演作に恵まれるかもしれませんね。

シーズン2があれば、彼女と娘がどうなったのかも見たいところ。
今度は逆にウギョンが虐待してそうだから、ミソンがウギョンにきっかけを与えてほしいな。