18年から19年にかけて放送された韓国ドラマ「ボクスが帰ってきた」です。
主演にユ・スンホ、チョ・ボアら。

チョ・ボアにとっては地上波初主演ドラマで、これといった代表作に恵まれてこなかった彼女にとって重要な作品です。
ユ・スンホは視聴率に恵まれないことで知られる俳優さんですが、今作も・・・。

22年2月11日からBS12で放送がスタートしますね。

・ボクスが帰ってきたの視聴率は?

ボクスが帰ってきたは初回5.4%と、まずまずのスタートを見せています。
7話で自己最高視聴率8.1%を記録するも、その後は伸び悩み・・・。
13話の1部で自己最低視聴率3.2%を記録し、最終回は5.1%で初回視聴率よりも落ちています。




ちなみに最高視聴率を記録した7話は19年1月1日の放送となっています。
他局のドラマが特番で放送休止したのも「ボクスが帰ってきた」の視聴率が上がった理由ともされていますね。
6話は12月25日に放送されて7.4%を記録しています。

18年のSBS月火ドラマではもっとも低い視聴率となってしまいましたが。
そうはいっても若者をターゲットにしたドラマなので、どうしても視聴率は出にくいですね。




ジャンル的にも視聴率が出にくかったボクスが帰ってきたです。
いわゆる学園ロマンスドラマになるわけですが、いまでは本当にテレビドラマが少なくなったジャンルですね。
いまは学園ロマンスの主戦場はウェブドラマです。
メインターゲットの若い層がリアルタイムでテレビを見ないから仕方がないですね。

・ボクスが帰ってきたの評価は?

「ボクスが帰ってきた」というのは、復讐のために学校へ戻ってきたボクスが主人公のドラマです。
ですが、あくまでも学園ロマンスドラマであり、復讐ドラマと聞いてイメージする刺激的な展開がない作品ですね。

生徒(ユ・スンホ)と教師(チョ・ボア)の恋愛という、批判される可能性もある設定ではあります。
ですが、2人は同い年という設定であり特に議論も起きることはなかったようですね。




復讐といいながらもヒーリングストーリーとの評価です。
逆に非現実的なストーリーとも言われ、役者の演技や演出に比べると、脚本が弱いドラマとも言われていますね。
だからマニア受けの域を超えることはなかったドラマです。

・ボクスが帰ってきたの共同制作会社

ちなみに制作にはアニプラスという日本のアニメ専門チャンネルが関わっています。(日本のアニメを放送する韓国のチャンネルね)
ボクスが帰ってきたはアニプラスが共同制作で参加した、初の韓国ドラマになるようです。

そういうこともあってか、アニメ的な演出も目立つようです。
そこらへんも若者向けのドラマといったところですかね?




日本の口コミを見る感じだと、ユ・スンホ目当てで見る分には良さそうなドラマですね。
韓国でも悪い評価を受けているわけではないので、ジャンル的に好きな方は楽しめるでしょう。
学園ロマンスは貴重なジャンルですし、キャストに嫌な印象でもない限り見てみるのも良さそうですね。