20年にtvNで放送された韓国ドラマの「オー!マイベイビー」です。
主演にチャン・ナラ、コ・ジュン、パク・ビョンウン、チョン・ゴンジュ。
脚本は育児記者出身の作家で、プロデューサーは「ボイス3」と同じ人ですね。(パク・ビョンウンが出ている)
22年7月18日からBS12で放送がスタートするようですね。
興行不敗女優チャン・ナラ主演のオー!マイベイビーですが・・・。
初回は2.0%、2話は2.95%という低いスタートです。
しかも2話の2.95%が自己最高視聴率でもある。
7話以降は視聴率1%台を抜け出すことができず、9話で自己最低視聴率1.57%。
最終回も1.96%となっています。
水曜日に「ボンソンガ学校」、木曜日に「愛のコールセンター」という強力な芸能番組の競合がいたのは不運ですが。
ジャンル的にも見る人は限られるし、放送時間も平日の23時台と遅い時間ですから低視聴率も仕方がない面はある。
当時のtvN水木ドラマは暗黒時代と言っていいほど視聴率が低迷していた時代です。
18年は「マザー」、「私のおじさん」、「キム秘書」など、まさに黄金期だったんですけどね。
19年から低迷しだして、20年は本当につらい時代。
チャン・ナラでもその負の連鎖を止めることができなかった。(後続作の「悪の花」が止めた)
視聴率的には低迷したドラマではありますが、それなりに面白いという評価ではあります。
ただテーマがテーマだけに興味を引くことが難しかったドラマです。
「結婚をせずに子供を産みたい女性」といえば、いまの時代に合ったドラマっぽいですけど。
実際には結婚ができない女性という風な描かれた方だったので、期待を裏切る形になってしまった。
四角関係(三角関係)というテーマも、本格的にスタートするまで時間がかかったようですし。
この点も結局はメインの主人公が決まっていたので、興味を引くことが難しかったようですね。
ただ「ミスティ」、「熱血司祭」と悪役を演じてきたコ・ジュンのラブコメ演技は好評だったようですね。
一方で後続作の「浮気したら死ぬ」を含め、主人公としては興行的に結果が残せておりません。
コ・ジュンはコメディよりは硬派なドラマが合いそうな気がするけど、熱血司祭で結果を出しているからな。
そういう問題でもないのかな。
なんにしても、韓国での評判はあまりよくないドラマになります。
面白いとの声はあるので、大衆受けしなかっただけと言える面はあるのでしょうが・・・。
共感を得られるタイプのドラマにはならなかったようです。