概要

22年にJTBCで放送された韓国ドラマの「財閥家の末息子」です。
主演にソン・ジュンギ、イ・ソンミン、シン・ヒョンビンら。
ウェブ小説が原作のドラマになりますね。

財閥家の末息子の視聴率は?

初回は6.05%と高めの視聴率でスタートした「財閥家の末息子」です。
2話で8%台、3話で10%台と視聴率は右肩上がり。
11話で20%を突破しています。




その後、最終回で自己最高視聴率の26.9%で有終の美を飾りました。
これは「SKYキャッスル」の23.6%を超え、JTBC史上2番目の視聴率になります。
1位は「夫婦の世界」の28.4%で、惜しくも届きませんでした。
ただ地上波ドラマを含めて、22年で最も高い視聴率を記録したドラマとなっています。

財閥家の末息子の評価は?

これだけの視聴率を記録したのだから評価が高いのは言うまでもない、と言いたいところですが・・・。
文句なしの名作評価を受けているドラマではありません。

この手のドラマにありがちではありますが、竜頭蛇尾という評価を受けています。
「前半は面白かったのに、後半で失速した」という声が多い作品ですね。




SKYキャッスルも竜頭蛇尾だし、夫婦の世界も賛否ある終わり方ではあります。
一方の「財閥家の末息子」は中盤から後半にかけて怪しくなり、案の定のイマイチな結末になったようです。
後半に評価を落とさなければ夫婦の世界超えも期待できたので惜しいところ。

原作との違いと批判

そもそも原作があるドラマなのですが、原作とは違うエンディングになったのが批判の対象でもある。
脚色をした結果、めちゃくちゃになってしまったと言われます。

韓国ではサムスングループをモチーフにした描写が現実的すぎて、左翼的なドラマだとか、現実企業を批判しすぎだとの声もあったそうです。

成功要因と好評点

とはいえ、これだけの興行成功を収めたドラマですからね。
ストーリー展開が速い脚本は好評だし、ソン・ジュンギ、イ・ソンミンを中心にキャストの演技面も好評。
復讐劇もスッキリする展開が続き、口コミ評価を上げていったドラマです。




キャストもソン・ジュンギの1人2役みたいな演技が自然で、イ・ソンミンの財閥会長役が迫力あって高評価。
それだけに最終回次第では名作評価を受けた可能性もある。

最終回の賛否

最終回でかなり評価を落としてしまったドラマなのですが、その理由を聞いて僕は納得しました。(実際に見ても納得)
他にも韓国ドラマにありがち、無駄にロマンスを入れた点も評価を落とした理由。(それは逆に日本では受けそうな気もするけど)
ただ批判の原因は最終回にあると言ってもいいでしょう。

財閥家の末息子のOSTまとめ

チェ・ジョンホ(ATEEZ)「GRAVITY」

シン・ヨンジェ「MOTHER」

ソ・ダヒョン(tripleS)「너를 사랑하고 있어」

ムン・スア(Billlie)「LIKE A STAR」

キム・ウジン「IN THE END」

ポール・キム「기적 같은 너」

4Men「LOVE ME」

まとめ

なんにしても、この結末では酷評も無理はないと思いますが、興行成功の大ヒットドラマではあります。
結末が悪くても、それまでは面白くて楽しめるドラマでしょうから、見てよさそうな作品です。
視聴率の快進撃やキャストの演技だけでも十分価値ありそうですね。