韓国ドラマ「刑務所のルールブック」で登場したスティーブ・ブラス病です。
ジェヒョクが突如スティーブ・ブラス病になってしまい、ストライクを投げることができなくなってしまったという・・・。
実際のプロ野球選手でも聞くことがある症状ですね。
・イップスとスティーブ・ブラス病の違い
そもそも日本では「スティーブ・ブラス病」という言葉を聞くことはないと思います。
僕は元々、野球やメジャーリーグが好きすけど、刑務所のルールブックで初めてスティーブ・ブラス病を聞いたと思う。
日本語メディアではスティーブ・ブラス病ではなく「イップス」と言われますね。
韓国ではイップスではなく、スティーブ・ブラス病というのが一般的なのかと思ったら、それは少し違うようだ。
韓国では投手のイップスは「スティーブ・ブラス病」、野手のイップスはイップスと呼ぶようですね。
イップスといえば投手のイメージですが、野手のイップスもたまに聞きますね。
日本だと元巨人の阿部慎之助捕手が投手への返球に苦しむぐらい、イップスに悩んでいたことが知られます。
・イップスが一発で治ったジェヒョク
刑務所のルールブックでも言及されていたように、イップスというのは治療が難しいとされます。
ジェヒョクの場合は刑務所生活のストレスや、カムバックへのプレッシャーなどが原因と思われますが・・・。
ジホのアドバイスにより一発でイップスを克服しましたが、あれは例外中の例外かもしれない。
でも、中にはジェヒョクのように人知れずイップスが発症し、ちょっとしたアドバイスがきっかけで治ったケースもあるのかもしれませんね。
でもそういうのはイップスとしては扱われないのかもしれません。
それくらいイップスといえば治療が難しいイメージですね。
ジェヒョクの場合は刑務所生活や左腕から右腕転向直後などかなり特殊な状況なので、イップスの治療だけで言えば逆に良かった面はあったのかも。
・ジェヒョクのイップスは治っていない?
ところで後日談として、ジェヒョクのイップスは治っていなかったという笑い話もあります。
ジェヒョクを演じたパク・ヘスは18年ヒーローズの開幕戦の始球式に呼ばれました。(ヒーローズは実在球団)
トルマニ役のアン・チャンファンも捕手役で登場しておりますが・・・。
ベースよりずっと手前でワンバウンドしておりますw
韓国の始球式はアメリカみたいにマウンドより前で投げることも多いんですけどね。
ジェヒョクはマウンドから投げてダメダメの投球を披露してしまいました。
まあ、始球式はプレッシャーも凄いだろうからなー。
ただの番宣始球式ならまだしも、開幕戦なんて余計にプレッシャー。
しかもレジェンド投手キム・ジェヒョクとしての始球式だからなw
それこそプレッシャーでイップスになってしまう。