20年にtvNで放送された韓国ドラマの「半分の半分」です。
主演にチョン・ヘイン、チェ・スビン、イ・ハナ、キム・ソンギュ。

イ・ハナがボイスシリーズ以外、久しぶりにレギュラー出演するドラマですね。(比重が半分の半分に)

・半分の半分の視聴率は?

前作は最終回で6.7%を記録した話題作の「謗法」です。
半分の半分は初回2.44%という高くはない数字。
ここから上げていけば特に問題はない数字なのですが、残念ながらこれが自己最高視聴率。




3話以降は1%台に低迷、11話で自己最低視聴率1.05%。
最終回も1.21%となっています。
元々は16部作だったのですが、全12話で早期終了となっています。
視聴率が前作から半分の半分になったと揶揄される結果に。

→半分の半分のキャスト

半分の半分 キャスト&登場人物

→半分の半分の相関図

半分の半分の相関図

・半分の半分の評価は?

打ち切りになったドラマなんだから評価が低いのは言うまでもありませんが・・・。
当時チョン・ヘインは「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」、「ある春の夜に」のヒットで勢いのある俳優さん。

脚本家はヒット作「空港に行く道」のイ・スギョン、プロデューサーも「知ってるワイフ」「ショッピング王ルイ」を担当した人です。
ですからそれなりに高い期待を受けたドラマになるのですが。

評価を下げたポイントに複雑な人間関係があげられています。
ストーリーもわかりにくいだけでなく蓋然性も落ちるので、没入度を下げたとされますね。
話がわかりにくいだけでなく、スローテンポな演出も評価を下げた理由です。




競合として「天気がよければ会いにゆきます」という似たドラマが放送されていました。
こちらも低視聴率ではありますが、マニア層を形成した人気ドラマとなっています。
「天気が~」も穏やかなドラマで展開も遅いとされますが、それでも良い評価を受けたわけですから演出だけでなくストーリーの差は大きかったのでしょう。
半分の半分はあまりロマンチックでもなく、感情移入もしにくい展開だったのもマイナスに動いたようですね。

キャスト目当てで見るならいいかもしれませんが、作品性は期待できないドラマでしょうね。
韓国で評価が低くても日本では俳優ファンを中心に高評価というドラマは多いんですけど、「半分の半分」は日本でも厳しめの評価ですから。
本当にキャスト目当てで見るようなドラマですかね。