19年にMBCで放送された韓国ドラマ「偶然見つけたハル」です。
主演にキム・ヘユン、ロウン。
ウェブ漫画が原作のドラマですね。

22年9月28日からBS朝日で放送がスタートしますね。

・偶然見つけたハルの視聴率は?

MBCは初回3.5%でのスタート。
2話の一部で自己最低視聴率2.2%、5話で自己最高視聴率4.1%を記録しています。
最終回は3.6%、全話平均視聴率も3.2%と物足りない数字になっています。




MBCといえば今ではもっとも視聴率がとれない地上波局です。
偶然見つけたハルも非地上波のような視聴率ですね。

低視聴率の原因として、19年最大のヒット作と言われる「椿の花咲く頃」が競合という不運もあります。
あとは若者向けのドラマというのも、視聴率が出なかった理由になりますね。

・主演デビュー作の主人公

大ヒットドラマ「SKYキャッスル」で実質主人公とも言えるイェソを演じて有名になったキム・ヘユン。
キャリアのある子役ではありますが、連ドラレギュラー自体がSKYキャッスルで2作目。(偶然見つけたハルが3作目)
男主人公のロウンも今作が初の主演ドラマとなっていますね。




ロウンは身長190センチの長身で、キム・ヘユンとは30センチも差があります。
2人のメイキング映像も話題になっていますね。

→偶然見つけたハルのキャスト

偶然見つけたハル キャスト&登場人物

→偶然見つけたハルの相関図

偶然見つけたハルの相関図

・偶然見つけたハルの評価は?

放送前から「花より男子」と「相続者たち」を混ぜたような設定として、批判もあった作品です。
中盤にもストーリーが進まず中だるみが指摘され、他にも難しいキャラ設定や強引な展開も批判の声があります。

記憶喪失や無理矢理な三角関係など、よくあるパターンも物足りなさを感じさせる声がありますが。
それらは原作通りの展開なので、仕方がないといえば仕方がない。

ただ偶然見つけたハルには他のウェブ漫画原作のドラマとは違うポイントがあり・・・。
それは原作よりも漫画チックな演出になっているということです。




日本だと原作の雰囲気を大切にするイメージがあるけど、韓国の場合は漫画原作であっても自然な演出にするのが一般的です。
しかし予告動画を見てもわかるように偶然見つけたハルの演出はそうではなく、アニメっぽい雰囲気がでています。
この演出が少女漫画の世界観をうまく出しているということで、高い評価を受けた作品です。

それと役者の評価ではキム・ヘユンはもちろん、イ・ジェウクの評価が高い作品ですね。
前作「検索ワードを入力してください」では30代のキャラですが、今作は高校生を演じて高評価。(当時21歳)
MBC演技大賞でもロウンと一緒に男性新人賞を受賞していますね。




韓国では若者に受けたドラマで、海外市場でも成果をあげているドラマですね。
ストーリー的に物足りないところはあるでしょうが若者にはウケたドラマですから。
役者目当てで見るぶんにも良さそうですね。