先日、tvNの土日ドラマ「マイン」が最終回を迎えました。
主演にイ・ボヨン、キム・ソヒョンら。

評判が良かったら、そのうち見てみようと思っていましたが・・・。
あんまり期待していなかったのですが、どうやらそのうち見ることになりそうだな。

・マイン最終回の視聴率は?

マインは視聴率14%を記録したヒット作「ヴィンチェンツォ」の後続作としてスタートしています。
その恩恵も受け、初回視聴率は6.65%という良い数字。
2話で好き嫌いが分かれる要素が出たこともあり、3話で自己最低視聴率の5.57%を記録しています。


とはいえ、非地上波のtvNで5%というのはヒット作の数字ですからね。
さらに4話で7%を超えると、6話以降8%以上をキープしています。

そして最終回で自己最高視聴率である10.5%を記録しています。
脚本家の過去作「品位のある彼女」は12.1%を記録しているので、そこを超えることはできませんでしたね。
ただケーブルテレビのtvNで10%は大ヒットの数字です。
しかもネットフリックスで配信されているので、視聴率がいくらか落ちた可能性もある。




ちなみに後続作はチソンの「悪魔判事」なのでイ・ボヨンと夫婦リレーになりますね。
(過去にも「被告人」→「耳打ち」の夫婦リレーがある)

・マイン最終回の評価は?

脚本家のペク・ミギョンの欠点として、なんといっても竜頭蛇尾な点があります。
後半になるにつれて評価が落ちていくみたいな・・・。

僕が「マイン」が雰囲気的に気になるけど、あんまり期待していなかった理由がここ。
品位のある彼女もドラマ自体は特に好きなわけではない。(キム・ヒソンが良かった)

しかも、同脚本家は品位のある彼女以降、「私たちが出会った奇跡」→「僕を溶かしてくれ」と評判がどんどん悪くなっていましたからね。
マインも品位のある彼女と比較される作品ですし、竜頭蛇尾になるんじゃないかという気しかしなかった。




しかし、マインに関しては後半になっても評価が落ちていません。
しっかりとしたストーリー、伏線も評価されています。
なによりエンディングが好評ですから竜頭蛇尾とは無縁。

まあ、後半になるにつれ蓋然性が落ちるというのはこれまでと同様だったようですけど。
面白いのであれば蓋然性に関しては多少はね・・・。

それと面白くなるまで時間がかかるという、韓国ドラマあるあるも。
最近の韓国ドラマは高速展開で序盤から面白いものが受けるので、その点もマイナス評価ですね。




とはいえ、演出、音楽の評価も高く全体的には高評価のドラマとなっていますね。
OSTの評価が高く没入度を上げるようです。

緊張感があり、品位のある彼女とは違った雰囲気のドラマになっているようですからね。
僕はそっちの方が好きだから見てみようかな。

財閥ドラマなのでジャンル的に好き嫌いがあるかもしれません。
でも財閥ドラマにありがちな、とんでも展開というわけではなかったようですから。
雰囲気的に好きなのであれば見ても間違いなさそうです。




しかしまあ、キム・ソヒョンは「SKYキャッスル」で強烈なキャラを演じて全盛期を迎えたわけですが。
そのキャラのイメージを引きずることなく、別のキャラを演じきって好評を得ているんだから凄い女優さんですね。