18年にJTBCで放送された韓国ドラマ「ハンムラビ法廷」です。
主演にアラ、キム・ミョンス(エル)、ソン・ドンイル。

アラとキム・ミョンスは演技面でも評価を高めている若手です。
さらに脚本家は現職の判事ということもあり、注目を集めたドラマですね。

→ ハンムラビ法廷の日本公式サイト

・ハンムラビ法廷の視聴率は?

総合編成チャンネルのJTBC、放送時間も23時からと遅い時間帯で視聴率が伸びにくい枠でもあります。
しかしハンムラビ法廷は初回3.7%の好スタート。
非地上波だと3%を超えれば合格ライン。
3話で5%を超えていますが、非地上波で5%を超えたらヒット作と言える数字です。




それくらいの好スタートを決めたハンムラビ法廷ですが、その後は視聴率が伸び悩み。
10話で3%台に落ちると、13話で自己最低の3.4%。
そこからは終盤、徐々に視聴率をあげ最終回で自己最高の5.3%を記録しています。

・ハンムラビ法廷の評価は?

なんだかんだでヒット作と言えるだけの数字を残し、評判も悪くないハンムラビ法廷です。
しかし、中盤に視聴率が落ちたように、必ずしも順調に進んだわけではないんですよね。

現職の判事ということで、やはり専門でやっている脚本家に比べると力が劣るところもあったようですね。
もちろん、現職の判事という肩書もあり色眼鏡で見られたところもあったでしょうし、法廷ドラマとしての期待を高めた部分もあると思う。




例えばこのドラマはフェミニズム気質があることが指摘されています。
ラブコメとして見ればさほど気にならないかもしれませんが、法廷ドラマとして見たら違和感を覚える人もいるでしょう。

まあ、日本版のビジュアルや告知はラブコメ色が強いので法廷ドラマとして見る人は少数だと思いますが・・・。
原題「ミス・ハンムラビ」が「ハンムラビ法廷」なのは良いけど「初恋はツンデレ判事!?」というサブタイトルもついていますしねw




現職判事の作品だけあって、ファッションや裁判の形式など、リアリティのあるところも評価されています。
一方で判事や職員が美化されているとも言われたり、裁判官の描写が非現実的との指摘もあります。

そこらへんは法廷ドラマとして見ると、ちょっとおかしな設定もあるみたいですね。
でもラブコメとして見ているであろう日本の視聴者の評価は高いドラマです。
細かいことを気にしなければ、普通に面白いドラマでしょうね。

そもそも韓国でも5%という高視聴率を記録しているドラマですからね。
今年の同枠ドラマで、パク・ミニョンとソ・ガンジュンの作品でも最高視聴率2.7%ですから。
5%ということはそれくらい凄い数字だし、大衆に受けたドラマということです。




見る目の厳しい視聴者があれこれ指摘はするでしょうけど、総合的に見て十分な評価を得ているドラマと言えそうですね。
そこれこそ役者目当てで見る分には満足度の高い作品でしょう。

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