21年にKBSで放送された韓国ドラマの「暗行御史(アメンオサ)」です。
主演にキム・ミョンス、クォン・ナラ、イ・イギョン、イ・テファンら。
キム・ミョンスにとっては入隊前、最後のドラマになります。
前作は最終回で2.6%の「ゾンビ探偵」です。
20年のKBSは月火も水木もドラマは壊滅状態。
「暗行御史」も若手キャスト&競合に「ペントハウス」がいるなど、話題性は決して高くはなかったと思いますが。
それでも初回5%と悪くないスタートです。(実質、自己最低視聴率)
その後も視聴率を伸ばし、ペントハウスが放送終了すると視聴率も二桁に上昇。
最終回で自己最高視聴率14.0%を記録して有終の美を収めています。
ペントハウスの終了後はその他の地上波テレビ局もドラマを編成していなかったのはラッキーでした。
なんにしても14%というのは文句なしの視聴率ですし、KBSにとっては久しぶりのヒット作となりました。
視聴率の推移を見てもわかるように評価の高いドラマですね。
プロデューサーは「カンテク」、「不滅の恋人」など、人気史劇を担当している人になります。
「暗行御史」の素材やストーリーは典型的なパターンではあるとされますが。
若手スターのキャラクターや演技面の評判が良くて人気のドラマです。
アクション要素もあるが差別化ポイントになるのかな?
当時はコロナの影響もあり、暗い世の中です。
それだけに明るい今作が受けたとも言われますね。
コメディ痛快劇なので普段は史劇を見ない人でも見やすいドラマでしょうね。
大衆受けしたドラマですし、興味があるなら見てみると良い作品です。