18年にJTBCで放送された韓国ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」です。
主演にソン・イェジン&チョン・ヘイン。

18年といえばソン・イェジンは映画「いま、会いにゆきます」がヒット。
チョン・ヘインは「あなたが眠っている間に」「刑務所のルールブック」と出世の道を歩み、今作で主演俳優の地位を固めております。

・よくおごってくれる綺麗なお姉さんの視聴率は?

前作がヒット作の「ミスティ」ということもあり、勢いのあるドラマ枠です。
大女優ソン・イェジン&勢いのある若手チョン・ヘイン、さらに「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」という目を引くタイトルも良いですしね。
ドラマプロデューサーも実績のある人だし、視聴率がでる土壌はそろっています。




実際に初回は4.0%とまずまずのスタートです。(2話で自己最低の3.8%)
5話で5%の大台を突破し、14話で自己最高視聴率7.3%を記録。
最終回は6.8%で終えました。

総合編成チャンネルのJTBCのドラマだし、放送時間も23時と遅いので高視聴率と言えるドラマですね。
18年のJTBCドラマでは「SKYキャッスル」、「ミスティ」に次ぐ平均視聴率となりました。

→よくおごってくれる綺麗なお姉さんのキャスト

よくおごってくれる綺麗なお姉さん キャスト&登場人物

→よくおごってくれる綺麗なお姉さんの相関図

よくおごってくれる綺麗なお姉さんの相関図

・よくおごってくれる綺麗なお姉さんの評価は

話題作ではありますが、序盤の好評に比べると終盤は好き嫌いの分かれるドラマになっております。
現実的な描写が良いという人もいれば、息苦しい展開で嫌だという人もいるわけです。

障害を乗り越える過程がもう少し新鮮なものであればよかったとも言われていますが。
そこらへんの好き嫌いで論争が起きるほどの話題作だったわけです。

言うまでもないですが、女性ウケが良かったドラマですね。
ソン・イェジンとチョン・ヘインの演技はもちろん、監督の演出や映像美も高評価のドラマです。
あとはなんと言っても「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」というタイトルが魅力的ですよね。
このタイトルだけでも多くの視聴者を引き付けたことでしょう。




ちなみにラスボスポジションにジナ(ソン・イェジン)のお母さんがいますが。
このお母さんの評判が悪いんですよね。
まあ、恋の障害となるキャラなので評判が悪いのは仕方がないのですが、それに振り回されるソン・イェジンの評判も悪くなっていくんですよね。
そこらへんが好き嫌いの分かれるところ。

・チョン・ヘインは2年後に評価が下がる

一方で、当時は高評価だったチョン・ヘインですが、以降は似たような作品で似たようなキャラを演じ続けて俳優としての評価が下がってしまいました。
前作「半分の半分」は視聴率が半分の半分になり打ち切りに。

次回作はSKYキャッスルの制作陣&BLACKPINKジスの実質ドラマデビュー作で大きな話題を呼んでいます。
このままだと過去作までマンネリ化の印象になりかねないので、イメージ転換を図ってもらいたいですな。

なんにしても「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」は韓国でも大きな話題となったドラマです。
韓国では好き嫌いが分かれているようですが、日本だと好評が目立ちますね。


役者目当てで見るぶんには満足できそうな印象を受けるドラマです。
タイトルで得をした側面も大きいであろうドラマですよね。
とても魅力的なタイトルだ。