韓国ドラマ「ストーブリーグ」では大型トレードが描かれました。
チームの主力打者であるイム・ドンギュとエース格のカン・トゥギのトレードですね。
4番打者とエースのトレードなんて、日本では考えにくいところですね。
エースと4番、どちらかのトレードというのも考えにくいですが。
韓国で似たようなケースがあるのでしょうか?
・韓国で似た大型トレード
やはり韓国でもエースと4番がトレードされるようなケースは異例のようですね。
もっとも似ていると言われるのが98年のトレード。
ヤクルトでも活躍したイム・チャンヨンとヤン・ジュンヒョクのトレードです。
イム・チャンヨンは同年のセーブ王で、前年には14勝26セーブという大活躍。
ヤン・ジュンヒョクは同年の首位打者で、前年には30本塁打を打っているスラッガーです。
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— エキサイトニュース (@ExciteJapan) March 11, 2019
このトレード成立の裏にはイム・チャンヨンが所属していたヘテ・タイガースの資金難があります。
ですから、サムスン・ライオンズとヤン・ジュンヒョクら3選手+金銭のトレードをすることになったようですね。
(結局、ヤン・ジュンヒョクも資金難により1年でトレードされている)
その後、ヤン・ジュンヒョクは02年FAでライオンズに復帰。
同球団の永久欠番となる活躍を見せています。
主力打者というだけでなく、チームのアイコンだった選手という意味でもイム・ドンギュに似ていますね。
・日本で似たトレード
日本で似たトレードというと、やはり63年の山内一弘⇔小山正明のトレードでしょう。
その他、75年の張本勲⇔高橋一三、86年の落合博満⇔牛島和彦も主力打者と主力投手のトレードと言えますね。
その後はFAで大物選手が移籍するので、トレードでの大物選手の移籍自体が少ないですね。
トレード後、移籍先で活躍されるとバツが悪いという思いもあるんでしょうし。
韓国はどうだか知らないけど、日本でトレードというと左遷的な悪いイメージもあるようですからね。
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— Korepoコレポ (@Kkorepo) May 28, 2020
イム・ドンギュだってトレード理由の1つが、チームのムードを悪くする性格であることがあげられています。
(あとは夏場に弱いことと、投手有利の球場に変えることで成績悪化が予想されること)
もっともなトレード理由だとは思うけど、チーム最高の選手をトレードするなんてできないよな。
それを新任GMが決断するんだから、ペク・スンスは凄いですね。