17年にtvNで放送された韓国ドラマ「秘密の森」です。
主演にチョ・スンウ、ペ・ドゥナら。

いまやトップ女優といえるシン・ヘソンの出世作とも言えるかもしれませんね。
初めてキャラクターポスターが制作されるなど、主演に近い待遇で注目を集めた作品です。
ストーリー上も大きなインパクトを残しましたしね。

・秘密の森の視聴率は?

初回は3%という視聴率でスタートした秘密の森です。
3%というと悪くはないけど、高くもない印象を受けますが・・・。
当時のtvNはいまほど視聴率が出ている時代ではないので、3%というのは高い数字になりますね。




2話以降は4%台をキープし、12話で初の5%を超える5.5%。
最終回で自己最高視聴率6.6%を残して有終の美を収めています。
しかも他局の芸能やドラマなど競合も強いなかでの数字ですから、より評価できる視聴率。

・秘密の森の評価は?

高視聴率に加え、シーズン2も制作されたドラマです。
評価が高いのは言うまでもありませんね。

シン・ヘソンの他にもチョ・スンウ、イ・ジュニョク、ユ・ジェミョン、イ・ギュヒョン、ユン・セア、パク・ユナ・・・。
いまでは主人公クラスの活躍をしているキャストが多数出演しています。

特に今作の主人公でもあるチョ・スンウは鉄仮面キャラですが、その演技は非常に高く評価されています。
百想芸術大賞のTV部門で男性最優秀演技賞を受賞していますね。




脚本家のイ・スヨンも百想芸術大賞でTV部門脚本賞を受賞。
秘密の森がデビュー作ですが、それまでは会社員をしていたという本当に新人作家です。
(スター脚本家として脚光を浴びるも、後続作の「ライフ」「秘密の森2」の評価が物足りないのは残念)
秘密の森は3年間かけて執筆したということですが、キャストの好演だけでなく、脚本も素晴らしい出来ですね。

ウェルメイドドラマと言われるほど完成度の高いドラマではありますが。
一方でストーリーが進むのが遅いのは欠点になります。
ゆえに序盤は話もわかりにくく、とっつきにくい印象にもなるかもしれません。




日本のドラマのように一話完結ではなく、ずっと1つの事件を追っていくストーリーですから。
序盤でわかりにくい印象を持つと、重苦しいドラマになってしまうかもな。

秘密の森はプロデューサーも「アルハンブラ宮殿の思い出」、「青春の記録」、「WATCHER」など話題作を担当している人です。
脚本と演出が良いので、非常に見応えのあるドラマですね。




登場人物のほぼ全員が容疑者に見えてくる、緻密で重厚なドラマです。
日本にはないタイプのドラマなので、ジャンル的に好きな人は見ると良いドラマですね。
ウェルメイドドラマと評価される作品なので、まあ、間違いはない。
韓国ドラマにありがち、序盤がわかりにくいのはマイナス要素ですけどね。