袖先赤いクットン 最終回

先日、MBCの金土ドラマ「袖先赤いクットン」が最終回を迎えました。
イ・ジュノ、イ・セヨン主演のドラマですね。
これはMBCとしては凄いことになったドラマだ・・・。

・袖先赤いクットン最終回の視聴率は?

初回5.7%という悪くないスタートだった袖先赤いクットンです。
2話の5.6%というのが自己最低視聴率ですね。

7話で初の二桁突破ですが、MBCミニシリーズでは「悪い刑事」以来3年ぶりの快挙。
連続ドラマを含めても10%超えは「魔女たちの楽園」以来2年ぶり。
それくらい地上波テレビ局の中では視聴率が出ないMBCですが。




最終回で自己最高視聴率17.4%を記録して有終の美を収めました。
ちなみに15%を突破したらジュノが韓服を着てNO.5(2PMの曲)のダンスを踊ると宣言しておりました。
よって公約が実現することが期待されております。

・袖先赤いクットン最終回の評価は?

袖先赤いクットンは全16話の予定が、好評により全17話と1話延長されました。
このような場合、無駄な引き延ばしのように感じるストーリーで評価を下げることも少なくないわけですが・・・。
袖先赤いクットンは竜頭蛇尾の議論なく、きれいに終わって好評ですね。

今作は21年に雨後の筍のごとく出てきたロマンス史劇になります。
しかし、一般的なロマンス史劇とは少し違った脚本なのも好評です。

また21年は歴史歪曲問題で早期打ち切りになった時代劇があった影響から、実際の歴史を避けた仮想王国での史劇がほとんどになっております。
その点、袖先赤いクットンは実際の朝鮮時代を背景にしている点も時代劇ファンから好評なポイントですね。




ジュノ主演ですからどうしても日本ではロマンス推しで色物っぽい告知になると思います。
ですが、時代劇ファンからも評判が良いのは作品性を語る上でも好要素ですね。

ジュノ、イ・セヨンらキャストの演技面も高評価です。
イ・ドックァ、パク・チヨンらベテランの評価も高い。
やはりドラマは脇役が魅力的じゃないと、物足りない作品になりますからね。




袖先赤いクットンは韓国での評価がどうであろうと、日本での興行成功は保証されていたようなドラマです。
ですが、韓国でも興行成功した作品なのでキャスト目当て以外の人でも楽しめるドラマと言えそうですね。
壊滅状態だったMBCドラマを救った作品になりました。