先日、MBCの金土ドラマ「袖先赤いクットン」の放送がスタートしました。
イ・ジュノ&イ・セヨンらが主演のロマンス時代劇になりますね。

今年はたくさんのロマンス系時代劇がありますが、ほとんどがフィクションです。
ですが、今作は実際の歴史をもとにしたロマンス時代劇ですね。
ちなみにロマンス史劇小説が原作になる。(ウェブ漫画にもなっている)

・袖先赤いクットン1話の視聴率は?

前作はMBCの大作「黒い太陽」で最終回は8.8%と、MBCとしては高視聴率で終えています。
視聴者層がまったく違うと思われるので、恩恵は特にないのかもしれませんが・・・。




袖先赤いクットンは初回5.7%と、こちらもMBCとしては高視聴率でスタート。
強い競合であるソン・ヘギョ主演、SBSの「今、別れの途中です」が6.4%スタートなので、かなり僅差。
2話は5.6%と8.0%なので差を付けられましたが「袖先赤いクットン」も視聴率を落とすことなく5%台をキープと良い傾向です。

・袖先赤いクットン今後の評価に期待

1話の時点では特にストーリーも動いていないようですね。
子役を中心とした劇になっているので、本格的なロマンスはこれからです。




時代劇が非常に似合うイ・セヨンですが、なんといっても子役時代に「チャングムの誓い」に出ていますから。
近年も「王になった男」に出ているので、成人女優としても時代劇の実績があります。
一方のジュノは映画で時代劇系をやったことはあるけどドラマは初の時代劇。

今年は各局でたくさん時代劇ドラマが放送されているけど、MBCは21年初の時代劇ですね。
過去には08年の「イ・サン」が今作と同じ人物を主人公とした時代劇になる。


フィクションではなく正統史劇となると、歴史公証もやかましく指摘されるかもしれません。
小説が原作なのでいくらかはオリジナルの展開があるわけですが、歪曲議論が出ちゃうと作品としての評価が下がる可能性もあります。

面白ければ少々事実と違ってもいいんじゃないかという気はしますけど。
ちなみに脚本家の前作は「仮面の王 イ・ソン」。
こちらはフィクションになるけど、それでも考証があれこれ言われていますから。




ただ時代劇ドラマは高視聴率も期待できるし、大コケするケースも少ないですからね。
ジュノ主演なので日本でも話題になるだろうし、海外興行成功は期待できる。
韓国でどれだけ良い評価を受けることができるか注目です。