18年の大ヒットラブコメ「キム秘書はいったい、なぜ?」ですが。
原作も人気ウェブ漫画ということもあり、ドラマ化以前から原作ファンの間で実写化キャスティング候補が挙げられていたようですね。

高いシンクロ率を誇ると言われたパク・ソジュンとパク・ミニョンですが、キャスティング発表当時はそこまで良い反応ではないみたいです。

・イ・ヨンジュンはチ・チャンウク

イ・ヨンジュン役のキャスティング候補としては、パク・ソジュンの他にチ・チャンウクがあげられていたようです。
完璧主義のナルシストということでクールなイメージも重要とされていました。

パク・ソジュンにはクールなイメージがあまりなかったので、そこは懸念点だったようですね。
実際にティーザーが発表されたときぐらいにはパク・ソジュンも好評だったようです。
さすが人気俳優。

・キム・ミソの候補

そしてヒロインのキム・ミソ候補としてあがったのが、トッケビなどでお馴染みのユ・インナ。
ラブコメの女王と言われたソ・ヒョンジン、そして「私はチャン・ボリ!」のオ・ヨンソなどがいたようですね。


いずれもスッとした顔の女優さんが候補になっていたわけで、はっきり言ってパク・ミニョンはイメージとは違うキャスティングです。
原作ファンもがっかりしてしまうようなキャスティングだったようですが・・・。
これは外見よりも気さくなところや、家庭的なところがある性格も考慮してのキャスティングだったようですね。

しかしパク・ミニョンは原作を見て、キャラクターを活かすためには外見を似せることも大切だとしたようです。
そこで4キロのダイエットに成功し、いざドラマがスタートすると原作ファンの心をつかんでおります。

パク・ミニョンのオフィスコーデもかなり人気になったようですね。
ドラマの成功でパク・ミニョンにとっても代表作と言える作品になっております。

漫画の実写化って原作ファンのイメージ通りにはならないことも多いと思うんですよ。
特に日本の場合はキャスティングも事務所の意向が大きなウエイトを占めるんでしょうからね。
だから演技力のない人気者がいつまでも主演で起用されたりする・・・。(本当に人気なのかも怪しい)

一方の韓国ドラマは制作陣の意向が大きいので、より作品にあったキャスティングになります。
「キム秘書はいったい、なぜ?」もキャスティングが良かったから没入度を高めたわけです。

パク・ソジュン、パク・ミニョンを中心に、キャストの努力や才能もあってこそですけどね。
本当に良い成果を収めたドラマとなりました。