先日、tvNの金土ドラマ「ユミの細胞たち」の放送がスタートしました。
主演にキム・ゴウン、アン・ボヒョンら。
原作は人気ウェブ漫画になりますね

・ユミの細胞たちの視聴率は?

競合にSBSの「One the Woman」、MBCの「黒い太陽」という強いドラマがあります。
ユミの細胞たちは23時台の放送なので時間がガチガチに被るわけではありませんが。
それでも30分は被るし、そもそも遅い時間帯なので視聴率は出にくい。

結果、1話の視聴率は2.07%で2話も2.39%と低調なものになっています。
先にも言ったように視聴率が出ないのは仕方がない。
もともと視聴者層も限られるドラマですしね。




ちなみにユミの細胞たちはTVINGという動画配信サービスが制作したドラマです。
エピソードも短く構成され、モバイル環境で見やすいドラマになっています。
モバイルユーザーに最適化されたドラマと考えると、その点も視聴率が出にくい理由でしょうね。

・ユミの細胞たちの評価は?

視聴率こそ低調ですが、初放送週の評価は悪くないユミの細胞たちです。
最大の特徴として原作のキャラがそのままアニメーション化して登場する点があります。

この演出が原作のファンにも受けているようですね。
ハイライトティーザーを見ても普通のドラマとは違うのがよくわかるでしょう。


実写とアニメの融合ということになるわけですが、決して荒い演出でもないんですよね。
原作ファンに受けているなら安心できそうな演出です。




脚本家は評価の高いドラマ「その男の記憶法」と同じ人になります。
ジャンルが違うからなんとも言えないかもしれませんが、マイナス要素ではないでしょう。

プロデューサーはヒット作「知ってるワイフ」や「ショッピング王ルイ」と同じ人で、これは期待できる要素。
新しいタイプのドラマですから好感が持てるし頑張ってほしいな。

昨年は「ザ・キング」でコケにコケてしまったキム・ゴウンですが、今作は期待できそう。
「梨泰院クラス」に出ているアン・ボヒョンは前作「カイロス」も視聴率は低いけど、名作評価のドラマです。
今作も視聴率が出ることはないでしょうけど成功の可能性は十分にありそう。




最低でもマニア層を形成する人気ドラマにはなりそうな雰囲気があるドラマです。
「One the Woman」と「黒い太陽」より安定感はありそうだな。
ユミの細胞たちは大きくコケることがなさそうなので、けっこう注目のドラマだと思う。