14年にSBSで放送された韓国ドラマ「神様がくれた14日間」がHuluで配信スタートされたようですね。
これは僕も見ましたが好きなドラマの1つです。

競合作が「奇皇后」という不運もあり、全話平均視聴率は8.8%と当時の同ドラマ枠では低い数字です。
ですが、話題性では奇皇后には負けなかったドラマですね。

→ 神様がくれた14日間(アジドラ公式)

・神様がくれた14日間の悪いところ

この「神様がくれた14日間」は娘を殺された母親がタイムスリップして子供を助けるというストーリーになります。
で、評価としては竜頭蛇尾ですね・・・。


とにかく最終回のラストに不満が残るので見終わった印象が良くない。
それでもそれまでが十分に面白いので僕は好きな作品だし、おすすめもできる。

アメリカABCでも「Somewhere Between」というタイトルでリメイクされています。
リメイクされるぐらいだから名作ですよね。

・主演のイ・ボヨン

主演のお母さん役はイ・ボヨンが務めていますね。
イ・ボヨンは日本ドラマのリメイク「マザー」の主演でも知られています。

旦那さんはフジテレビでリメイクされる「知ってるワイフ」の主演でもありチソン。
イ・ボヨンは神様がくれた14日間のあとに妊娠出産期に入り3年間ドラマを休んでいます。
(17年の復帰作「耳打ち」はチソン主演作「被告人」の後続作として放送され、夫婦主演リレーが話題に)




竜頭蛇尾との評価である「神様がくれた14日間」ですが、イ・ボヨンのキャラも好き嫌いは分かれるところがあるのかな?
ただそのビジュアル、演技力は光るものがあります。
マザーとは違ったお母さん像ですね。

ちなみに神様がくれた14日間でイ・ボヨンの娘を演じているキム・ユビンちゃんとは11年のドラマ「愛情万々歳」で共演。
今作もキム・ユビンちゃん演じるセッピョルがとてもかわいらしくドラマの満足度を上げます。


ストーリー的にはセッピョルが大人しくしていれば平和なんですけどねw
セッピョルがチョロチョロするから、お母さんも心配になって問題も起きる。

・チョ・スンウら注目の役者たち

もう1人の主演格であるチョ・スンウですが、17年のヒット作「秘密の森」でお馴染みの俳優さんですね。
秘密の森を見ていると寡黙な俳優なのかと思っちゃうので、神様がくれた14日間では別人の演技に驚きました。
彼はミュージカル界の大物なのですが、ドラマで評価を高めるきっかけとなったのが「神様がくれた14日間」になります。

チョ・スンウの仲間であるヨン・ジェウク、ハン・ソナも注目の役者。
ヨン・ジェウクは「ボイス2」でピエロを熱演し話題になった俳優ですね。
今作では悪いヤツではありません。(逆に特に目立つこともないかも)




そしてもう1人のハン・ソナはその美貌でもドラマに華を添えてくれますが。
アイドル出身女優(Secret所属)ということもあり厳しい目で見られるわけですが、素晴らしい演技で称賛されています。
現在も女優として活躍し、20年は「コンビニのセッピョル」に出演していますね。
(現在は別人のようなルックスになっていますが・・・)

・日本を騒がせたノ・ミヌも出演!

それともう1人、ノ・ミヌも注目なのかもしれませんね。
彼は綾瀬はるかさんとの熱愛報道が出て日本で知名度を上げた俳優です。
まあ、固有名詞で知名度が上がったかどうかはともかく、そういう人がいるのはみんな知っているでしょう。
神様がくれた14日間ではミステリアスなバンドマンを演じていますね。

もう1人、アイドル出身(B1A4)のバロも注目の役者だな。
今作はドラマ出演2作目にして知的障害のある役を見事に演じています。
その後もいろんな役をこなしており、演技面の評価も高いですね。

神様がくれた14日間はスターと言われるような人はイ・ボヨンだけかもしれませんが出演者もけっこう豪華ですね。
本当に最終回が惜しいドラマなのですが、それさえなければ文句なしの名作です。
まあ、竜頭蛇尾ということは、竜頭ではあるわけですから最後までは楽しめるドラマですよ。




僕も好きな作品なので、また見直したいドラマの1つです。
日本では見られないタイプの本格犯罪ドラマなので、サスペンス・ミステリージャンルが好きな方におすすめです。