先日SBSの金土ドラマ「模範タクシー」の放送がスタートしました。
日本でもリメイクされた「シグナル」でお馴染みのイ・ジェフンらが主演のドラマですね。

模範タクシーというタイトルが面白くなさそうなのですが、復讐系のブラックコメディジャンルになります。
まあ、邦題のときは良くも悪くも変わったタイトルになりそう・・・。

・模範タクシーの1話視聴率は?

模範タクシーは大ヒットドラマ「ペントハウス」の後続作ということになります。
初回はなんと10.7%という高視聴率でのスタートです。
さらに2話では13.5%にまで伸ばしました。




ペントハウスの1、2話に比べるとほぼ半減ですが、かなり高い数字に変わりはありません。
前作の恩恵も受けていると思われる数字。
ペントハウスは別格として、全話平均が10%を超えれば1年前の「ハイエナ」以来になりますね。
地上派ではもっともドラマの勢いがあるSBSだけに、今作もヒットの期待がかかります。

・模範タクシーの批判要素

模範タクシーはいまのところ19歳の年齢制限がついた状態で放送されました。
つまりが、暴力描写が酷いということです。
(そもそも模範タクシー自体、19歳の年齢制限がついたウェブ漫画が原作




模範タクシーは復讐系のエピソードということですが、実際の事件がモチーフのエピソードが描かれたようです。
それが「チョ・ドゥスン事件」「新安塩田奴隷労働事件」です。

チョ・ドゥスン事件というのは「ボイス2」でもモチーフになったとされるので僕は知っています。
新安塩田奴隷労働事件は知らなかったけど、かなりひどい事件ですね・・・。
昔の事件ではなく2014年の出来事ですよ。

模範タクシーも知的障碍者を対象にした暴行や監禁を過度に描いていると批判されています。
4月11日15時現在では大きな問題にはなっていませんが、今後なにかしらの注意喚起がされる可能性はあるわな。

女性が凶悪犯罪の被害者として描かれるわけですから、けっこう見るのもきついですよ。
前作ペントハウスも暴力描写の批判があったとはいえ、模範タクシーは性犯罪も絡んでいますから。
それだけ世論も厳しくはなるのも当然だ。




悪人の描写しっかりとすることで、復讐代行の正当性や共感される面もあると思います。
その塩梅は今後も重要な要素になってきますね。
下手したら批判の方が強くなってしまう。
一応、現実の事件では加害者の罰が軽すぎるという批判があるので(チョ・ドゥスンは昨年出所したし)悪人が成敗されてスッキリの側面はあるのでしょう。

そういえば模範タクシーはAprilのナウンがいじめ議論により降板、キャストがピョ・イェジンに変更となっています。
もしナウンが出ていた絶対に問題なっていただろうな・・・。


いまのところは高視聴率で話題性もある模範タクシーですが、危険要素もあるドラマです。
まだまだドラマの評価は様子見といったところですね。