19年に放送された韓国ドラマ「ブラックドッグ」です。
学校を舞台にしたドラマにして、生徒は脇役で先生が中心のドラマという珍しいドラマです。
脚本家が教師出身ということもあって、リアリティのあるストーリーも高評価です。
【インタビュー】「ブラックドッグ」ソ・ヒョンジン、教師役に初挑戦“撮影を経験して…やりたいことがより増えた”https://t.co/gfCRPLhDVM#ブラックドッグ #ソ・ヒョンジン pic.twitter.com/VQ0XBQiFEn
— Kstyle (@Kstyle_news) April 20, 2020
・ブラックドッグのスカイ先生とは?
見ていて気になったのが、主人公コ・ハヌルのニックネームである「スカイ先生」です。(ミョンス先生が言っているだけだけど)
韓国ドラマでスカイといえば「SKYキャッスル」をイメージしますね。
(ブラックドッグもSKYキャッスルも大学入試がテーマにもなるので、比較されることもある)
SKYキャッスルのスカイというのは「ソウル大学」「コリョ大学」「ヨンセ大校」の頭文字から来たものです。
韓国では高学歴大学として3校がSKYと表現されるようですね。
コ・ハヌルも学歴からスカイって言われているのかな?とか、優秀な後輩をスカイと読んでかわいがっているのかな?とか思ったりもしましたが。
どうやらハヌルというのは韓国語で空という意味で、そこからスカイ先生というあだ名になっているようですね。
SKYキャッスルの後のドラマなので、いくらか意識して使われた可能性はあるけど。
보내주신 케이크와 꽃다발(사진에 다 담진 못했지만)잘 받았어요 고마워요 저도 배우들도 덕분에 아주 행복했습니다 센스쟁이들 최고❤️ pic.twitter.com/0sZsemUBOB
— 서현진 (@jini26991) February 6, 2020
・ブラックドッグの意味とは?
そもそもドラマタイトルの「ブラックドッグ」というのも意味がわかりません。
これは原題ままのタイトルであり、英語のタイトルも「Black Dog」なので文字通り黒犬という意味になりますが・・・。
ブラックドッグにはうつ病というようなニュアンスもあるようですが、それよりは「ブラックドッグシンドローム」から来た言葉のようです。
ブラックドッグシンドロームというのは、黒犬は差別されて不人気であり、引き取り手もいないというような意味です。
ざっくりというと、ブラックドッグは差別や偏見がテーマのドラマということですね。
非正規教員の主人公、イカロス、主に登場する生徒だって偏見により先生たちに嫌われている姿が描かれました。
結局はみんなが偏見を持って過ごしているというわけですな。
【日本初】新米教師の奮闘と成長を描く感動的なヒューマンドラマ「#ブラックドッグ(原題)」5月13日(水)より、女性チャンネル♪LaLa TVにてノーカット字幕版で日本初放送!https://t.co/LzDqZCX2vY pic.twitter.com/3VBeaqiIg8
— Korepoコレポ (@Kkorepo) March 31, 2020
まあしかし、ブラックドッグは刺激が少なく現実的なストーリーで名作ドラマという雰囲気ですね。
面白いドラマというよりは、よくできたドラマという印象です。
刺激的なドラマも面白くていいけど、ブラックドッグみたいな落ち着いたドラマも楽しめますね。
なかなか日本では見られないタイプのドラマでしょう。