20年にTV朝鮮で放送された韓国ドラマ「風と雲と雨」。
主演にパク・シフ、コ・ソンヒら。

このドラマの1番の話題といえば、制作発表会でのパク・シフの失言でしょうが・・・。
興行成功で名誉回復したパク・シフです。

・風と雲と雨の視聴率は

風と雲と雨が放送されたTV朝鮮は、非地上波ではtvN、JTBCの二強に次ぐ放送局です。
風と雲と雨は初回の視聴率が3.81%となかなかの高視聴率でスタートしております。
その後2話で自己最低視聴率の2.78%を記録するも、3%を切ったのは1度だけ。




12話で自己最高視聴率の6.32%、最終回21話で5.91%を記録しています。
ちなみに当時のTV朝鮮の歴代ドラマ最高視聴率が「カンテク」の6.34%。(最近、結婚作詞 離婚作曲が抜いた)
風と雲と雨もほとんど歴代最高視聴率と言える数字を残したわけですね!

全話平均視聴率で言えばカンテクより風と雲と雨のはず。
最終回の放送日は「サイコだけど大丈夫」も放送されているけど視聴率も勝っています。




ちなみに本来1話放送日となる土曜日は、JTBCの大ヒットドラマ「夫婦の世界」の最終回の日。
そういうこともあり1日ずらして日曜日が放送スタート日となりました。
風と雲と雨も視聴率好調だったので1話延長(全21話)し、土曜日ではなく日曜日に最終回を迎えることとなっています。

→風と雲と雨のキャスト

風と雲と雨 キャスト&登場人物

→風と雲と雨の相関図

風と雲と雨の相関図

・風と雲と雨の評価

風と雲と雨は素晴らしい演技を見せてくれたパク・シフが好評なのはもちろん。
かつては演技面が不足していたコ・ソンヒも批判を浴びることなく好演しております。

コ・ソンヒはブラックピンクのロゼに似ていて、ちょっと冷たそうに見えますが。(マザーで虐待ママが似合っていたし)
実際には愛想がよくて見た目とのギャップがある女優さんだそうです。

風と雲と雨の原作は70年代に執筆された長編の大河小説になります。
その小説を凝縮したり改変しながら時代劇ドラマに変えていったわけですね。

脚本家は検索しても韓国版WIKIも出てこないような人ですが。
ドラマプロデューサーは「師任堂、色の日記」や「百年の花嫁」を担当している人ですね。
来月KBSでスタートする「月が浮かぶ川」も担当しています。




21年は時代劇が多い年となりそうですが、近年は時代劇も少なかったんですよね。
それこそ19年に放送がスタートしたカンテク、そして「風と雲と雨」ぐらいのもの。

カンテクは時代劇といっても若手のロマンス史劇ですから、正統派の時代劇ではないんですよね。
風と雲と雨もロマンス要素こそありますが、正統派の時代劇と言って良いでしょう。
そして時代劇ファンを満足させるだけのクオリティだったと評価されています。

日本の口コミはパク・シフファンの方が上げてくれていると思いますがw
韓国でも評判が良いドラマなので、パク・シフのファンでなくても楽しめるドラマでしょうね。
しかし、パク・シフも名誉回復できてよかったな・・・。




21年は時代劇が多く制作されることが決まっている韓国ドラマ界です。
これは時代劇ファンには嬉しい流れでしょう。
20年は時代劇の数こそ少ないですが、風と雲と雨というヒット作が生まれているので時代劇ファンの方は要チェックです。